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 慶応大学薬学部 KP会(西武支部)総会 2015年5月17日(日) 
平成20年(2008年)共立薬科大学は、慶応義塾と合併し、慶応義塾大学薬学部となりました。
昭和10年に共立大学同窓会が設立されましたが、合併に伴い同窓会は「KP会」と名称変更し翌年、連合三田会の登録団体として承認されました。
連合三田会では、東村山三田会は地域三田会、KP会は学部別三田会です。
KPとは、「kyouritu(keio)」「Pharmacy」の略称です。
東京では14の支部あり、私が出席したのは西武支部(三村支部長)で、東久留米・西東京三田会とは、すでに交流があり、東村山三田会が設立されたとの情報を得て声がかかりました。
最初に東大和駅裏の東京都薬草植物園を見学しました。参加者は20数名で三田会4名以外は女性でした。東京都生薬協会の薬剤師さんが1時間ほどガイドしてくれましたが、団体が薬剤師という前提での説明なので、理解できないところもありました。 
外服薬とか内服薬とか言いますが、なぜ薬が「服」なのかを教えてくれました。そもそも、病気は悪魔で、外から入いるのでまず体を外服で守る、つまり、薬草等の生薬を塗って守る。口から悪魔が体の中に侵入したら、内側(体の中)に生薬を飲んで退治することから内服ということだそうです。 
二重のフェンスに囲まれたところにケシに花が咲いており、麻薬になる実がついていました。漢方薬、民間薬原料(ウイキョウ、トウキ、ジオウ等)の植物を見て、その効用の説明を受けました。漢方薬とは、中医薬とは異なるそうで、漢方薬とは中国からきた薬草などの総称のようです。 
総会・懇親会は「MOTHERS東大和店」で行い、理事より合併の経緯の説明、病院等建設事業募金の目的と寄付のお願いなどの話がありました。 
出席者も現役薬剤師が多く、82歳まで薬剤師として働いていた方もおりました。薬剤師不足で、会社が、辞めさせてくれないそうです。 
飲み物付のイタリアン料理は非常においいしく、おすすめ店です。
西東京三田会の今年度総会では、共立薬科大学卒業生も入会資格に会則が改正されています。

  (斉藤  記)
 
 
 
 
 
 
 ケシの花と実
   
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